俳優や映画監督、モデル等、様々な分野でマルチな才能を発揮する伊勢谷友介さん率いる リバースプロジェクト。これまでも、様々な企業とのコラボレーションにより、社会課題をビジネスで解決してきました。
この度は、エンゲージメント・ファーストも関わるANA SOCIAL GOODSのオリジナルバッグの開発・販売でご一緒させて頂きましたが、今回は、子会社 リバースプロジェクトストアの代表にインタビューの機会を頂きました。
<インタビューにご協力頂いた方>
株式会社リバースプロジェクトストア
代表取締役 大釜 翼
●リバースプロジェクトさんは、既に様々な企業とのコラボレーション等により、社会課題解決型のビジネスやプロモーションを実施しています。また、「人類が地球に生き残るためには?」という企業理念を掲げています。まずは、会社立ち上げのきっかけやその理念の意義を教えて下さい。
弊社は、代表 伊勢谷と共同代表の龜石、二人の代表者がいます。会社立ち上げの際に企業ミッションを考えているときに、誰も否定できないものにしようという考えがあった様です。そうしたミッションを掲げることで、色々な人を巻き込めるし、社会を変えていけるのではと考えた様です。経緯としては、共同代表を務める龜石が、1993年、兄弟で原宿にファッションのセレクト・ショップ パイド・パイパーをオープンしたことに始まります。長男が社長、次男がデザイナー、共同代表の龜石が店長を務めていましたが、そのショップにお客さんとして訪れていたのが、伊勢谷でした。
※株式会社 リバースプロジェクトストアの親会社 株式会社 リバースプロジェクトは、伊勢谷友介氏が代表、龜石太夏匡氏が副代表を務める。
●お二人の代表者は、店長とお客さんの関係だったんですね。
その当時、伊勢谷は既にモデルもやっていましたが、映画監督になりたいという夢も持っていました。また、龜石も脚本を書きたいという想いがあって、二人で話合う中、意気投合して、映画作りをしたことからスタートしています。
では、どんな映画を作るのか、二人で話しをしていた時に、過去の題材をテーマにしたり、未来を描いたり、何をやるにも色々な社会課題に辿り着く。であれば、そうした社会課題や負をテーマにした映画を通して、たくさんの人に伝えたい。そうすることによって、社会が変わっていったらという考えがあって、何本か映画を制作しました。
色々な苦労もあって、「カクト」、「セイジ」等の映画も製作し公開もされましたが、映画は見ても時間が経つとなんとなく良い映画だったということは記憶に残りますが、時間が経つと詳しい内容は忘れてしまいます。
社会を変えたい、社会に影響を与えたいと思ったのが映画作りのきっかけですが、よりインパクトを与えるにはどうしたら良いかと考えた様です。
そうした中、今の世の中で、継続し出来ることってなんだろうと考えた時に、株式会社として継続して出来ることを考え、運営していくことによって、社会を少しでも変えていけるのでは、それであれば、自らがその取組みを進めようということで、リバースプロジェクトを立ち上げました。
こうして、人類が生き残るという事は、誰もが願っていることではないかと考えて、会社のミッションとして掲げています。
●その当時、どの様な映画を製作されたのか、少し教えて頂けますか?
「セイジ -陸の魚-」 という映画は、自分が楽しくても、世界のどこかで悲しんでいる人がいれば、自分も楽しめない自分がいる。自分は何をやっても変わらないのでは、また、自分が何か行動することで、周りの人が幸せになるのであれば、どんな事でもする、そうした主人公が登場する映画です。
いくつかテーマはありますが、自分を犠牲にしても何か行動するというのがメッセージの一つになっています。私はそこに一番共感できました。様々な社会課題が映画の中で描かれています。
●映画よりも、より継続的に持続可能なことを進めようというお二人の中で、会社設立の際に、具体的に計画していたことはありましたか?
これから何をするかということは、会社立ち上げの時には決まっていなかった様です。
●社会を変えたいというお二人の理念やミッションからスタートしているんですね。では、会社を立ち上げて、第一号のプロジェクトはどんな内容ですか?
2009年の文化服装学院とJTさんとのコラボレーションが第一号です。会社設立当初は、オフィスも確保できていなくて、現在は文化服装学院の理事を務めている方のご好意により、学校の空きスペースを貸して頂いて、大変お世話になりました。
そうした関係性の中から、文化服装学院に対して、出来ることはないかと考えて進めたのが、最初のプロジェクトです。
喫煙所スペースのベンチを生分解性のプラスチックを使用する、つまり土に還る素材を使って公共のスペースを作るという提案が通って、JTさんと一緒にプロジェクトを進めました。最初は、文化服装学院の方々にもご支援を頂きスタートしました。
●今振り返ると、2007年1月にアル・ゴア氏の不都合な真実が日本で公開されました。その辺りから日本人の環境や社会的課題に対する意識も少しずつ高まっていった様な気がしますが、その当時からそういったコンセプトで公共スペースの提案をされていたのは非常に興味深いです。
今では当たり前かもしれませんが、2009年の時点でこうした取組みをしていたことは注目すべき事であると思っています。
●他にも様々な企業とのコラボレーション等、多くのプロジェクトを立ち上げていますが、リバースプロジェクトさんの提供価値とはどの様なものですか?
様々な社会課題を解決するNGO、NPO等の団体はたくさんあります。もちろん、そうした方々はそれぞれ素晴らしい取組みをされていて、否定することではありませんが、もっと社会に影響を与えていくために株式会社を設立して、そうした事をビジネスにしていこうと、また、社会に良いことをしているのであれば、資本主義社会の中でビジネスとしてきちんと利益を得ようという発想です。
つまり、社会課題解決をビジネスとして進めていること。そして、私たちのネットワークには、アーティストやデザイナーや建築家等、様々な方がいますので、そうしたクリエーターの方々とクリエイティブに表現し、ビジネスとして社会課題を解決していることが、私たちの強みであり、価値であると考えています。
●単なるボランティアでは長続きしないし、CSVとして、ビジネスとして進めるからこそ継続できます。
継続していくことがとても重要です。また、カッコいいとか、強いとか、速いとか、見た目が素敵とか様々な言葉で表現することが出来ますが、そうしたことは当然持ち合わせている。その上で、誰かのためになっていたり、未来のためになっているといった社会的な意義もあって、しかも自己満足には終わっていない、しかもビジネスとしてきちんと成立していること。それが、本当の意味でのカッコ良さなんだと思います。
●今お話を頂いたことは、今回、コラボレーションが実現したANAさんのSOCIAL GOODSのコンセプトと一致しています。商品そのものの品質がいいのは当然でありながらも、その背景の開発のストーリーであったり、開発者の想いだったり、何か他にも価値を提供しているそういった商品をセレクトしています。
こうしてお話を伺うと、リバースプロジェクトさんは、ネットワークを活かして、様々な方々との繋ぎの役割、まさにエンゲージメントの役割を果たしている様な気がします。
良い意味での中間支援組織となって、あらゆるものを繋げることが出来るというのも強みかもしれません。私たちが間に入ることによってより良いものになったり、成立させたりすることはとても重要です。
●これまで、様々な方々へインタビューを行っていますが、社会課題への関心は、子供の頃の原体験や何かがきっかけとなっている事が非常に多いのですが、大釜さんご自身の社会課題へ関心を持ったきっかけやリバースプロジェクト入社の経緯等を教えて頂けますか?
高校生の当時から洋服が好きで、アパレル関係の仕事がしたいと思っていました。また、その当時は単純にお金を稼ぎたいと思っていました。高校を卒業して、大学に行くか、専門学校に行ってデザイナーを目指すか迷ったのですが、日本人の世界的に有名なデザイナーは必ずしも専門学校には行っていません。であれば、大学に行って経済や経営を学びたいと考えました。また、大学に行くのであれば、ファッションにも詳しい先生に学びたい、そうして調べたところ、青山学院大学には、ファッションビジネスに詳しい先生がいらっしゃって、ゼミもやっていることを知り、青学への進学を決めました。
●大学受験の段階から大学の先生がどの様なことを教えているかを調べて、その大学を目指すというのは素晴らしいですね。
あまり周りにもいなかったと思います。少し特殊かと思いますが、何か目標がないと頑張れないタイプなので、そうしたきっかけがあって良かったと思います。
また、大学では、単に経営だけではなく、マクロの観点からの地方創生や社会公共性のテーマに関しての経済学を学べたのはとても有意義でした。
●ファッションビジネスに留まらず、視野が広がりましたね。
もともと東京出身なのですが、地方のことを学ぶことによって、自分の事だけを考えてお金儲けをするのはとてもカッコ悪いのではと考える様になって、そこから価値観も変わっていった様に思います。
就職も周りの友人は、金融関係や公務員等が多かったのですが、そうした業界には全く興味を持つことが出来ませんでした。やはり、ファッション業界への就職を考えましたが、服を作りたいわけではなくて、ファッションを通して社会的なことを伝えていきたいというのが、一番のモチベーションでした。
普通のアパレル企業に就職してもそうした事はできないと考えていたときに、当時、MEN’S NON-NOにリバースプロジェクトが連載をしていて、それが知るきっかけとなり、大学3年生の時にインターンで採用して頂きました。
大学3年から1年間インターシップでお世話になりました、いざ就職活動の時期になって、リバースプロジェクへの就職ももちろん考えましたが、リバースプロジェクトに関わる様々な方々は、日本を代表するトップクリエーターの方も多くて、このまま就職しても会社に貢献できないと考えました。ファッション業界に就職し、店舗での接客やオンラインショップの運営等、3年間の社会経験を積んで、リバースプロジェクトに入社しました。
●大学の選考やインターシップの経験、新卒でのファッション業界への就職と明確なビジョンを持ってキャリアを積まれていますね。
前職のアパレル業界での経験は、今のビジネスにとても活かされていると感じています。
●社会課題や、ソーシャル・ビジネス、CSV等は、どの辺りのキャリアから興味が高まりましたか?
代表の伊勢谷も共同代表の龜石も、これまでモデルや俳優、クリエーターとして注目を浴びる存在だったと思いますが、カッコ良さの本質を突き詰めていったことが、社会性に辿り着いたきっかけになったと聞いています。
私も、昔はカッコよくなりたり、カッコいい服を着たいと単純に思っていました。しかし、外見だけを取り繕ったところで自自信も持てないし、改めて本当のカッコ良さを考えた時に、社会的なことに視野を広げ考えることがカッコいい事であると考える様になりました。明確な時期はありませんが、自分が考えるカッコ良さの視点は、社会性にあると考えています。
●カッコ良さという意味では、今回、ANAさん、マスターピースさんとリバースプロジェクトさんがコラボレーションで取り組んだ廃材や余剰材を利用したバックは、とてもカッコいい仕上がりとなりました。
<ANA×REBIRTH PROJECT×MASTER-PIECE>ファーストクラスシート生地×AIRBACK
ありがとうございます。商品開発にあたって、今回、とても苦労したのは、ANAのお客様向けの商品となりますので、ビジネスパーソンが多いだろうということを前提に、ビジネスシーンに合う商品を優先に考えました。また、私たちはもともと、車のエアバックを素材したバッグをAIRBAGとして開発していましたので、それを素材として活用したいと考えていました。
エアバックの素材は、カジュアルなナイロン素材で、真っ白なものや明るいグレーのものが基本となりますので、いかにビジネスシーンに合わるかに頭を悩ませました。
●エアバックの廃材を素材として、以前からバッグを開発しているのはとても興味深いですね。
自動車は、車体を構成する90%以上の部品がリサイクルされていると言われていますが、その中で、再利用されていないものの一つにエアバックがあります。
エアバックとしての素材のため、頑丈で加工がしにくかったり、取り出すのに手間が掛かったといった課題もあります。
●リサイクルが出来ていない自動車部品の一つであるエアバックの再利用に繋がることは、Social Goodの観点からもとても意義深いことです。
ANAさんとマスターピースさんと何度も打合せを重ねる中で、エアバックをビジネスシーンに合う様に、染めることも考えました。しかし、それではもともとの素材の良さを活かせませんし、エアバックを再利用していることも分かりづらくなってしまいます。
また、私たちはエアバックという廃材を再利用することを大前提としていましたが、ANAさんとのコラボレーションであれば、ANAさんからも何か素材を提供して頂こうということになりました。そうした中、ファーストクラスのシート生地が余剰材としてあり、それをバッグに再利用できないかということになりました。
検討する中で、エアバックはバッグの内側に、シートの生地はバッグの外側に利用しようということになりましたが、こうしたデザインを固めるまでは、非常に苦労しました。
また、シートの生地をそのまま使うにもビジネスシーンでの利用には、色が少し明るいという課題もありました。こうした課題は、マスターピースさんと相談して少し手を加えています。
●シート生地はどの様に手を加えていますか?
明るめの色を少しトーンダウンすることを目的にコーティングをしています。何度もマスターピースさんにはサンプルを作製して頂きながら、落ち着いたカラーの素材を完成することが出来ました。コーティングにより、色の変化の他、撥水や汚れにも強くなりました。
これまで私も様々な商品を手掛けてきましたが、その中でも、特に個人的にも大好きなプロダクトとして仕上がりましたし、自信を持って皆さんにオススメできる商品となりました。是非、今回のANA SOCIAL GOODSの商品は、ANAマイレージクラブ20周年記念商品の名に恥じない仕上がりになっています。是非、多くの皆さんに手に取って頂きたいと思っています。
●他にも、リバースプロジェクトさんで進める社会課題解決型での企業連携の取組みを教えて下さい。
現在、私たちは、INOCHIKAというプロジェクトを進めています。現在、獣害への対応で、国内では年間30万頭もの鹿や猪が殺処分されています。
●30万頭というのは想像を超える数ですね。
そうなんです。私もこのプロジェクトを始めるまで、全く知りませんでした。もちろん人と生き物が共存できるのが望ましいのですが、様々な課題がある中、せめて殺処分されてしまうのであれば、その命を大切に活かそうと、つまり害獣被害という社会課題から、そうした動物の皮を革小物として商品化しているのがこのプロジェクトです。
兵庫のある会社さんと連携をしていますが、そうした殺処分された鹿や猪の皮をなめしたり染色をして、私たちがデザインを手掛け商品化しています。
こうした素材を活用した商品化の仕組みは出来ていますので、今回のANAさんと同様、gentenさんという革ブランドや、デニムメーカーのLeeさん、バッグメーカーのMANHATTAN PORTAGEさん等と連携し、新しいプロダクトを開発することも行っています。
●有名ブランドや企業様と様々なプロジェクトを進められていますが、きっかけはどの様なことからスタートしていますか?
例えば、gentenさんは、ある百貨店さんでポップアップでの出店の際に、相談があって、内容のデザインや商品開発で相談を頂きました。商品開発は、その時にINOCHIKAでの素材を提案し、革の加工やハンドメイド技術の強みを活かすことによって実現しました。
●そうしたスペースや店舗のデザインも手掛けているんですね。
gentenさんの場合は、そうした内装デザインでお声掛け頂いたのが最初のきっかけでした。
●リバースプロジェクトさんが手掛ける内装やスペースのデザインは、社会課題解決のエッセンスが含まれることになるんですよね。
もちろんその通りです。単なるデザインや内装だけのご依頼はお断りしています。そして、そうした仕事を進める上で、私たちの強みやこだわりは2つあると思っています。一つは、クリエイティブを通して、その企業様が伝えたいことやそのスペース等のテーマをきちんとデザインに具現化できること。そして、二つ目は、そうした具現化するための素材には配慮し検討を重ねていること。
getenさんのボップアップの内装では、廃校になったそろばん塾で使われていた机や椅子を展示用の什器にしました。新品の素材を購入して作ったり、新品の什器を活用した方が手間も掛かりませんし、早いのですが、それでは、私たちが手掛ける意味がありませんので、モノの再利用を通して環境に優しいスペースを構築しました。
新しいものを使ってスペースをデザインする時でも、環境に優しい素材を使うことを基本としています。
●そうした取組みは、当然手間も掛かりますし、コストも上がるかと思いますが、クライアントさんの反応は如何ですか?
私たちにお声を掛けて頂くということは、そうした社会課題解決の視点への期待もあるのだと思います。単に内装やデザインをやって欲しいというお客様からの依頼は来ないかと思います。gentenさんの場合は、そうした内装へのこだわりやお客様への共感もあって、売上も非常に好調でした。
●確かにそうした視点がないと、単なるデザインが良くてリーズナブルな会社への依頼となりますよね。ちなみに、gentenさんのポップアップの場合、イベント終了後、そうした什器はどうされましたか?
私たちの原宿のショップで什器として利用したり、関連会社のオフィスで活用しています。全て、廃棄することなく、再利用しています。
●リバースプロジェクトさんでは、こうしたモノやスペースの他に、コト軸での取り組みを進めています。何かユニークな取組みを教えて頂けますか?
私がメインで進めた取組みを紹介したいと思います。ファッション・ブランド KATHARINE HAMNETTとのプロジェクトとなります。
●創業者であるデザイナーご本人は、エシカルな取組みを以前から進めていますよね。
イギリスでは、キャサリン・ハムレット自身が、デザイナーであり、社会活動家としても色々な取組みをしていることが認知されていますが、日本ではそうした取組みは全くと言っていい程、知られていません。
そこで、日本でもそうしたブランドイメージを少しでも訴求したいということで、日本でのライセンスを持っている伊藤忠さんからご相談を頂きました。
昨年の10月21日・22日にイベントを開催しましたが、イギリスのそうしたブランドやカルチャーを日本できちんと伝えるところからスタートしています。
イギリスのバンドやスタイリストにも参加し、Tシャツの展示イベントを行いました。そのTシャツは、PROPA TEEと呼ばれていますが、プロパガンダが由来となっています。
Tシャツを通して、政治的な思想であったり、社会的、サブカルチャー等、様々な考えを伝えるためのイベントをキャサリン・ハムレットがプロデュースをしてイギリスで行われていました。そうした取組みを東京でも開催しようということで、渋谷のイベント会場で様々なメッセージのTシャツ展示のイベントを開催しました。
CHOOSE LIFEというメッセージ入りのTシャツも、コレクション・ブランドが手掛けたということでは、始まりであると言えますし、キャサリン・ハムレットのアイコンとしてイギリスでは良く知られたスローガンTシャツとなっています。
●このイベントを通して、伝えたいことは何ですか?
メッセージ入りのTシャツを着て気分が変わったりする、そうした事がファッションの良いところであると考えています。ファストファッションが全て悪いわけではありませんが、世の中には、様々な選択肢がある中で、しっかりと自分で考えてチョイスしていきましょうという事を日本でも伝えたいと考えています。
●最後にSocial Goodの観点から今後の展望をお聞かせ下さい。
今回のAIRBAGや、INOCHIKAのプロジェクト、KATHARINE HAMNETTとのイベントもそうですが、私たちは、社会課題をクライアントとして考えています。また、今回のSOCIAL GOODSの場合は、ANAさんを勝手にパートナーさんと呼んでいますが、今回のANAさんは、、社会課題を一緒に解決するパートナーなんです。
アイディアやコンセプト、デザインを考える際も、パートナーさんである企業様とお互いの強みを出し合って、一緒に社会課題を解決しようという意識で動いています。
また、様々なプロジェクトは、未来からの依頼と私たちは捉えています。私たちだけで出来ることは限られますので、今後も様々な社会課題や企業様が抱える負のテーマを様々な方々を一緒に、ビジネスで解決出来ればと考えています。
●本日は、お忙しい中、インタビューの機会を頂きまして有難うございました。これからもCoolでお洒落な取組み期待しています。
■コラム執筆・インタビュアー
エンゲージメント・ファースト 萩谷 衞厚
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