この度エンゲージメント・ファーストでは業務提携しているコペンハーゲンの未来デザイン会社「Bespoke」社の「Book of Futures」の日本語版を制作、Amazonでの販売を開始しました。購入はこちらから
「Book of Futures」はBespoke社の最も基本となるデザイン・フレームワークを解説した本で、今回の日本語版は初の英語版以外の言語での発行になります。
内容紹介
Bespoke(ビスポーク)社独自の未来デザインメソッドが、いよいよ日本語版となって登場します。
デンマークのコペンハーゲンを本拠地とするビスポーク社は、デンマーク流のデザイン思考と戦略的リサーチをミックスした未来デザイン手法を通じ、マイクロソフト、スターバックス、IKEAなど、多くのグローバル企業を支援しています。
より良い社会をデザインで共創し、持続可能な社会を創造する実践方法を学びたいビジネスパーソンにおすすめの一冊です。
【目次】
未来へ | 未来は現在 | フューチャーデザイン・フレームワーク | 位置決める | 研究対象を定義する | 活動フィールドの位置を決める | 探索する | 探索範囲を決める | シグナルをスキャンする | 感知する | シグナルを統合する | インサイトを言語化する | 踏み出す | 未来を想像する | 未来を顕在化する | 反復する
■ 日本に<フューチャーデザイン>が必要な理由 – 日本語版の出版によせて (本書籍より)
2017年は、日本とデンマークが国交150周年を迎えた記念すべき年でした。そして改めて、私たちに重要な問いを投げかけてくる年でもありました。「国土、地理、文化、歴史。どこを取ってもまったく異なるこの両国が、どうやって友好的に刺激しあい、学びあってきたのだろうか」と。
日本に初めてやってきたとき、私たちBespoke(ビスポーク)社が気づいたのは両国間の違いではなく、文化的な共通点でした。日本人は北欧の人たちと同じように世界を見て、感じていました。デンマークも日本も、美と芸術とデザインを深く敬愛する国です。職人の技能と品質を重んじます。そして未来世代のために自然と環境を尊重し、守っていきたいと思っています。
それこそが、「組織、人びと、そして地球のためにより良い未来を作っていこう」という私たちビスポーク社のビジョンの実現に向けて、日本を欠くことのできない重要なパートナーだと位置付けている理由に他なりません。これまで4年間、私たちはいくつかの日本を代表する企業に向けて、ビスポークの<フューチャーデザイン>をワークショップやプロジェクトを通じて提供し、共に実践してきました。フューチャーデザインの方法論と、好奇心をもって未来を見るマインドセットが、さまざまな組織にどのように響き、共鳴され、興奮を持って受け入れられるのかを、何度も実際に目にしてきました。また同時に、私たち自身も、日本の人びとの長期的な思考と献身の姿勢、そして良い未来を作っていこうという決意に大いに刺激を受けてきました。
私たちは信じています。個人として、組織として、さらには社会全体として、今日の私たちが、より良い未来をデザインし確かなものとするという真に重大なタスクを、もっと上手く行えるということを。この本は日本の皆さんへの招待状です。ぜひ一緒に未来を作りだし、その歩みを世界に示していきましょう。
弊社ではBespoke社を定期的に日本に招き、このフレームワークを体験するワークショップを行っており、この5月にも実施しました。次回は秋を予定しております。
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