全日空のマイレージ会員向けコマースサイト「ANA Store」内で展開されている「ANA Social Goods」は、人々の感性や想いを重視し、より良い社会づくりに役立つ商品や体験・サービスにスポットライトをあて“これからの豊かさ”を会員に向けて提案しています。コンセプトは下記になります。
モノが溢れ、情報が溢れ、消費者は今後何を消費していくのでしょうか?今までの値段やデザイン、ポイントがいっぱいつくなどの従来型の価値観や満足感で商品を選んで幸せなのでしょうか?全日空は自社マイレージ会員に「これからの豊かさ」を一緒に作っていこうという呼びかけを行い、今までにない価値観を創りだそうとしています。
このSocial Goodsは、持続可能な生産方法で一所懸命「本当によい」商品を作っている生産者をフューチャーし、購入者はその商品だけでなくその考え方にも共感し、応援する行為として商品の購入を行う「新しい豊かさ」のエコシステムのプラットフォームなのです。
今回取り上げた栃木レザーのバッグは、世界にファンを持つ天然皮革です。多くの人たちに支持される高品質の秘密は、天然植物由来のタンニン槽でじっくり時間をかけて行う「鞣(なめ)し」にありました。鞣しとは、動物の皮を樹液や化学薬品に漬け込んで、「皮」から「革」へと変化させるプロセスのこと。天然のタンニンだけで鞣された栃木レザーの革は、エイジングを重ねるにつれ、より一層味わいを深めることが特徴です。さらに天然素材だけを使う製法は、作り手の健康や地球環境にもやさしいことでも知られています。
最近の調査では、社会課題にコミットしている企業の商品を買う顧客の意向が強まっており、これらの社会課題解決は決して慈善活動ではなく、マーケティング手法としても重要視されています。
いいお金の循環こそが持続可能なエコシステムを産み出します。このような取り組みが増えることを推進するのが弊社のミッションでもあります。
コメントを残す